【説明書】調教量の増減を見破る「乗込指数」
■調教量の増減を見破る「乗込指数」■
調教時計が速いからと言って、必ずしも仕上げが良いとは限りません。例え、調教時計が速くても、追い切り本数が足りていない場合があるからです。休み明け時のこのような仕上げを、俗に「急仕上げ」と呼びます。この「急仕上げ」かどうかを見破るために計算したデータが、「乗込指数」なのです。
「乗込指数」とは、レース2ヶ月前からの調教内容を調教量、調教の強度を分析し数値化したもの。仕上がり具合を示すひとつの指標として使用します。 中間の調教量を数値化することによって、調教量が多いのか少ないかを判断する目安になるばかりか、前走時と比較して調教量が増えてるのか減ったのかが簡単に理解出来るのです。
【ハイブリッド新聞】日本ダービーのウオッカ![]()
64年ぶりに牝馬でダービーを制したウオッカ。桜花賞後は、中6週で18本もの調教をこなしてきました。「乗込指数」は平均が《30》前後ですから、ウオッカの《62》は相当高い数値です。ダービーを目標にびっしり乗り込んでいるのが良くわかります。ウオッカは栗東・角居厩舎の所属馬ですが、大一番に目標を定めた時は、相当な調教量を積んできます。
例えば、2007年のジャパンC・2着時のポップロックは中3週にも関わらず、13本もの調教を消化。乗込指数が《93》と破格の数値となっていました。翌週の阪神JF・1着時のトールポピーも《73》という高い数値。角居厩舎の勝負掛かりを見極めれば、馬券にも直結するのです。
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