対する◎3番ブラックシェルだったが、パドックでは落ち着いていたが、本馬場へ出ると一気にテンションが上がってしまう。普通なら落ち着くまで待つところだが、武豊Jは馬の気持ちに逆らわずに、すぐさま1頭だけ逆方向に駆け出す。多少、口向きは悪かったが、走り出すと折り合いはついている方か。
●武豊Jが使った秘策●
他の各馬はスタンド前を駆けて行き、レースまで20分ほどは3〜4コーナー奥にある待機所で輪乗りを行っている。逆方向に走っていった◎3番ブラックシェルの行方を確認したが見当たらず。双眼鏡越しに輪乗りしている各馬を見渡すが、その中に◎3番ブラックシェルの姿はなし…
そこから双眼鏡で必死に探したが、よく見ると1コーナーよりさらに奥の隠れたポケット地点で、1頭だけポツンと乗り運動を行っている。発走までのおよそ15分間、他馬に交じることはなし。結局、10分以上も1コーナーよりのポケット地点にいたが、他馬がいなかったおかげでやっと馬も落ち着きを取り戻す。そして、発走間際になって、ようやくゲート裏へと向かう。
何度も言うように「日本ダービー」は観客の数も多く、競馬場内には独特の雰囲気が漂っている。声援が地鳴りのように響き、それに驚いてテンションが上がり、レース前に消耗してしまう馬も少なくない。普通のジョッキーなら、この日の◎3番ブラックシェルを落ち着かせることが出来たがどうか?!
●問題の馬券は??●
さて、問題の馬券は??◎3番ブラックシェルは武豊J騎乗にも関わらず、複勝が300円以上ついている。前走は2着とは言え完敗していたからなのか?それとも、中2週と間隔が詰まっていたからなのか?この配当は罠(ワナ)なのではないかという考えが頭の中をよぎるが、大一番でこそ自分の判断に身を委ねるべきか雑念を振り払う。
それならば、ここは馬券的にも勝負だろうと、単勝・複勝を購入。さらに、○1番ディープスカイと▲8番アドマイヤコマンドへのワイドが10倍前後ついている。両馬ともに返し馬も良かったので、何れかはくるだろうとワイドを2点追加購入。
結果、落ち着きを取り戻した◎3番ブラックシェルは、いつも以上のスタートを切りスッと中団へ。ところが1コーナーで*6番モンテクリスエス&福永が急に内に切れ込んできたために、武豊Jが立ち上がりかける不利。同厩舎(松田国厩舎)で邪魔してどうするのか…
そこで抑えたことが響いて◎3番ブラックシェルは終始力んだ走りだったが、一応は許容範囲か。4コーナーも手応え十分に回り、武豊Jはワンテンポ遅らせて追い出す。そこからは前半の不利が響いて伸び切れなかったが、"クビ"の1枚残して3着。2着の*7番スマイルジャックはノーマークだったが、○1番ディープスカイが1着で馬券は何とか的中。
<東京10R東京優駿の結果>
1着.1番ディープスカイ (1番人気)
2着.7番スマイルジャック (12番人気)
3着.3番ブラックシェル (6番人気)
久保の馬券

複勝 3.5×16,000円=56,000円
ワイド 8.8×3,000円=26,400円
購入25,000円 払い戻し82,400円
武豊Jもレース後に「1コーナーでの不利が全て」と語っていたが、それでも3着は確保してくれた。レース前に1頭だけ別行動を取って、馬を落ち着かせていなければ、恐らくはもっと掛かってしまっていたはず。目に見えない部分で名手が見せたファインプレーだったように思います。
●ダービー馬・ディープスカイ●
【競馬場】表彰式
最後になりましたが、ディープスカイ号の関係者の皆さま、日本ダービー制覇おめでとうございます。デビュー時には体を持て余しており、腰の甘さを露呈した馬を仕上げ切った陣営の手腕には感服です。今年の3歳馬・8,150頭の頂点へ昇りつめたのはディープスカイ号でした。
【競馬場】ダービー馬・ディープスカイ号

*いつもありがとうございます!!
Posted by kubo_vs_akagi at 16:20
│
TrackBack(0)