赤木
「それは
“マウスネット”(別名マズルネット・リップネット)ちゅうやつですわ。網状(繊維質)で造った口籠のようなモノで主にパドックで見られますわ。」
【矯正馬具】マウスネット
久保
「確かに最近この
“マウスネット”というのはよく見かけますね。一体どんな役割ですか?」
赤木
「これは上唇から下顎までをネットで覆ったもので、
パドックや返し馬で装着する。
馬の急所のひとつである上唇を刺激することで、煩い馬や引っ掛かる馬を大人しくさせる目的で使用してるんですわ。」
久保
「それならこの前の“ガムチェーン”と役割はほぼ同じと思っていいですね。どんな馬がこの“マウスネット”を使ってるんですか?」
赤木
「最近で言うと有名どころでは、フェブラリーSに出走していた
トウショウギア(池上厩舎)が着けてたらしいですわ。」
【矯正馬具】マウスネット(トウショウギア)
赤木
「チューリップ賞2着の
シェルズレイ(松田国厩舎)も“マウスネット”の愛用馬で、新馬戦から着用しています。」
久保
「松田国厩舎は“マウスネット”や“ガムチェーン”や…いろんな馬具を使っていますね。馬の口回りは馬具で一杯です(笑)。」
赤木
「そうそう、見るのが大変ですわ(笑)。ちなみにシェルズレイは他にも、目の周りにも網状のネットを装着しておる。」
【矯正馬具】マウスネット(シェルズレイ)
久保
「これは以前習ったような気がします。確か
“ホライゾネット”というんじゃなかったですか?」
赤木
「正解ですわ。“ブリンカー”と同じような形状ですが、こちらは完全に目の周りを覆うんですわ。元々は、走っている時に砂や土が目に入らないようにという目的で使われていたものやけど、調教で気難しい面を出す
アドマイヤドンが装着したことで一気に浸透たんですわ。」
久保
「へぇ、なるほど。」
人気blogランキングへ
*疲れた方はコチラ
赤木
「視界を暗くすることで馬が用心して歩いたり走ったりする効果もあることから、現在では煩い馬や周りを気にする馬に装着する傾向が高まっているみたいですわ。」
久保
「当然怖がりの馬なんかは
逆効果になったりする場合もあるんですね。」
赤木
「“ホライゾネット”はパドックや返し馬はもちろん、レースでも装着できる。“ブリンカー”のように、事前にレースでの使用を申請をする必要がないので、雨が降ったり馬場が悪い時、枠順などに応じて、使用するか否かを決めることができる。」
久保
「天気見たり、枠順見てから決められるのは
“ブリンカー”と違って便利ですね。“ブリンカー”だと内枠の時は逆効果になる場合がありますから。」
赤木
「そうそう。このように順応性が高いことが、多用される要因になってると思いますわ。余談やけど、
ヴァーミリアン(石坂厩舎)はトレセンでの調教時に装着しています。」
【矯正馬具】ホライゾネット(ヴァーミリアン)
久保
「確かにそうでした。今日はこの辺までにしましょう。」
赤木
「なんか理由があるんかいな?」
久保
「赤木さん、知ってます。
桜花賞の枠順がもう決まっているって。」
赤木
「もう、木曜日かいな。早いもんですわ。ホナ、今から気合い入れて予想して行きましょか。」
■トレセン動画■
*昨日のトレセンリポートでまだ未公開だった
トレセン動画を本日公開しました。是非一度ご覧になって下さい。
Posted by kubo_vs_akagi at 19:36
│
TrackBack(0)